日本の民間放送の誕生

昭和26年9月1日の朝6時30分に
名古屋の中部日本放送が、日本の民間放送としては
最初に産声をあげました。その時のアナウンサーが
現在、てーねん・どすこい倶楽部のセミナー部で
活躍している、宇井 昇さんです。

「おはようございます、今日は暑いですね。
こちらはCBC名古屋中部日本放送です。
どうぞよろしくお願いいたします。」
この第1声に続いて、ビクターレコーディング・オーケストラ
演奏の「小鳥鳴くハワイ」のレコード音楽が流れました。
この曲は自分で選んだそうですが、理由は忘れたとのこと。
レコードは4〜5枚は準備しておいたとのこと。

本番の3日前に社長、その他大勢の前でリハーサルを
行い、みんなからガンバレよ!と励まされたとのことです。

参考までに、同日正午には、大阪のMBS毎日放送が
スタートしました。さらに同年、12月24日には
東京のTBS放送が開始されました。
 
(筆者: この話は、ご本人から吉田が聞き書きしました。)

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